大人になりきれない大人の日記

大人になりきれない大人の日記

生死感

あのスティーブ・ジョブズのことばで、

『毎朝、鏡の中の自分に問いかけてきた。「もしも今日が人生最後の日だとしたら、今日やろうとしていることをやりたいと思うだろうか?」と。NOと答える日が何日も続くようであれば、何かを変えなければならないということだ。』

というのがあるそうだ。

んー、天才だからこその言葉なのかな。自分にはどうも腑に落ちない。人生最後の日にやることと、通常の日にやることを一緒くたに考えるのはどうなんだろう?正しい判断なのだろうか?

人生最後の日に仕事なんか行くわけないでしょ!会社なんか知るかでしょ!

ま、その言葉の意味はその通りにとるのではなく、限られた時間なんだから大切に時間を使おうとでもいうとこだろうか。

死ぬということを念頭に行動することは大切だ。生きているありがたさ。健康でいられるありがたさ。または、お金や名誉や物品、そういった存在は死ぬときにはなんの役にもなりはしない。なのに生きている間は効果がある。矛盾に思えるが、事実なのだから仕方ない。生きている間は執着するのはある意味当たり前と思う。

そもそも、今日生きていても明日生きている保証なんて全くない。一寸先は闇なのだ。何が起こるかなんて誰にもわからない。なら、人は恐怖におののきながら生きているかというとそうでもない。よく出来ているものだ。都合の悪いことはあまり考えないように出来ている。

明日、死んだとしても後悔のない今日を生きる。

無理だわな、自分には。

ま、いいや、明日生きていたら起きよう。