大人になりきれない大人の日記

大人になりきれない大人の日記

自暴自棄

心の動揺がどうにも抑えが効かない。こんな生活にもう飽き飽きだ。

少し現実的なとこで考えてみよう。

生きるために働き金を稼いでいる。あくまでも生きるためだ。その金で生活を維持しているし、それなりの生活も過ごせてはいる。しかしだ、それに何の意味があるのかが問題なのだ。要するにそこまでして生きる意味を見いだせていないという現実が問題なのだ。

少し話しはそれるが、最近逝去した西城秀樹。あの人は富と成功を収めた。周りから見たらそれなりの成功者に映るがそれを判断できるのは本人だけ。もしかしたら、本人は普通の生活を送りたかったと思っていたとしたら?

誰からも意識されず、雑踏に紛れて暮らしていく普通の生活。

要するに結果を判断できるのは自分だけだし、その結果に白黒つけられるのも自分だけ。そして、これは自分の想像だが、満足して死ぬことなんて無いと思う。必ず後悔を持って死ぬのではないだろうか。

偶然生まれ、仕方なく生き、後悔を持って死んでいくのが人生。そう思うのだ。

まさに虚しいこと。

そんなことをふと思ったら本当に今受けているこの苦しみに何の意味があるのか。バカバカしいことこの上ない。後悔を持って死ぬために生きているだけ。

あまりにもネガティブ過ぎだと思うかもしれないが、それは現実を見ないように刹那的に生きているだけの人ではないのか。いや、むしろその方が幸せなのかもしれないが。

しかし、この現実世界は何なんだろう。苦しみと悲しみで満たされている。ほんのわずかの幸福感を得るために、ほとんど苦しみの中でもがいているように自分には映る。

死後の世界が本当にあって、この現実と思われている世界が何らかの修行の場と考える、スピリチュアル的な考え方が本当にしっくりきてしまうほど、心が折れかかっている自分がいるのが情けない限りだ。

死んだら無のはずだ。