死にたいと呟く
よく死にたいと呟いてしまう。言葉でだったり、頭の中でだったり。
方法とか、その後のことなんかは考えてるわけでは無い。ただ今の状況に嫌気がさし、逃げたく、そう呟いてしまう。すると、なぜか心がスーとする。
しかし、これが自分の気持ちを落ち込ませている原因のひとつなのだろう。言葉の力だ。
アファメーションというものがある。肯定的な言葉を呟き続けると、それが現実化するというもの。まさにそれの逆をやっている。
例えば、つまんないなとか、そんなのもそうだ。しかし、現実は死にたいのだ。死んで楽になりたい。無になりたい。逃げたい。
考えてみると、今までの自分の人生は、小学生の頃を除くと、全て受け身で生きてきたような気がする。小学生の頃は活発な子供だった。幸せだったんだと思う。
しかし、その後の生き方が今を決めている。受け身で生きてきたから、他人の人生をトレースしているようだ。自分を持ってない。
ても、こうなりたいという意思も無いのが事実なのだ。なんなんだろう?奴隷的な生き方に慣れすぎて、自分の考えがないのか?
とある話で、奴隷を解放し、さー、これからは自由に生きなさいと言った人がいた。しかし、その奴隷たちは困惑した。なぜならば、奴隷を支配していた人はそれほど悪い人ではなく、また、奴隷たちには自分で動く方法がわからない。命令され、行動し、生きてきたから。
まさに、自分の人生もそんな感じなのかな。
全てから逃げたい。それが死ぬことならば、死にたいと思う。