大人になりきれない大人の日記

大人になりきれない大人の日記

死ぬ時からの逆算

死ぬ時には何も持ってはいけない。欲しくて買った服や車、あるいは大恋愛をして結婚した伴侶。とにかく何一つ持ってはいけない。

そう考えた時、かなり強引な考え方かも知れないが、悩みだってその時点でおしまいだ。

どういうことかというと、いま何かに悩んでいる。自分もたくさん悩んでいる。しかし、もしこの瞬間に死ぬのなら悩む必要などないともいえる。その場で終わるのだから。もちろんめちゃくちゃ強引な考え方だとは分かっている。その上での机上論だ。

しかし、これを納得出来たなら、大概の悩みなどあってないようなものだとわかる。はぜなら、悩みには終わりがあるし、時間は過去を多少なりとも美化する。

ただし、これを悩んでいるなら死ねば救われるとも捉えられるので、そっちに考えると今生きる意味が無くなるのだが。

あくまでも、今をどうしたら少しでも楽に生きられるかの方法論だ。

どうせ生きるという選択をせねばならないのなら、少しでも楽に生きたい。本当にどうにもならなくなったら死ねば良いのだ。

とにかく、今を楽に生きたい。苦しみから少しでも解放されたい。

今のところ、自分の性格に起因する悩みは別として、それ以外の悩みで10年以上悩み続けているものはほとんどない。対人関係だって10年はその人のそばにはいないし、その他のこともそうだ。

どうせどう生きたって勝手にその時はやってくる。なら、少しでも楽をしたいのだ。