誰かに依存する人生
人は誰かに依存して生きている場合があると思う。例えば恋人であったり、友人もあるかもしれない、妻や夫、子供、親、そういった自分以外と言う意味では他人だろう。
そう言う生き方をしていて、その人が存命もしくは自分に親しくしてくれているうちはいいだろう。しかし、常にその状況が続くわけだはないのだ。必ず何かしらの別れが訪れる。その時、そういう生き方をしてきた人はどうなるか?
あまりに誰かに依存した生き方をしていることはとても危険だ。自分にも経験があるのでよくわかる。その人が突然いなくなった時の失望感たるや、本当に苦しい。
かといって、人は1人では生きてはいけないのも事実だろう。要はバランスなのだと思う。依存しすぎず、かといって離れ過ぎず、丁度良いバランス感覚。
杖と同じだ。あまりに杖を使って行動していると、その杖が折れてしまったら、当人も倒れてしまう。更には起き上がることも出来なくなる。でも、他の杖を用意していたり、自分の体である程度動けるならば、なんとか立ち上がることが出来る。
人が生きていくにつれて、誰かを必要とする傾向があるように思う。寂しいのかも。
ひとりで生きていくには、生は苦しいから。誰かにわかってほしい。