大人になりきれない大人の日記

大人になりきれない大人の日記

ちっぽけ

ちっぽけな自分の人生。時の流れの中で自分の人生なんてまさに一瞬、更にその細分化された本当にゴミのようなものだ。誰かのためでもなく、かといって自分のためかと言われれば、外から見たら自分勝手に見えるのだろうが、中から見たものは、苦しみまみれだ。

なのに今日も死んではいない。今日だっていったい何人の人が死んでいったのだろう。

自殺、戦争、病気、事故とあらゆるものがあるだろう。今現在の自分にとっては自殺が一番現実味があるわけだが。

今までの人生で何が幸せだったろうかと思うと、子供の頃の、なんの目標もなく、ただ本能で生きていた時だ。自我というのか、腹黒さとでもいうのか、そんな打算がわかるようになってからは、自分の思い通りにならない現実に嫌気がさし、どーでもいいやと思いながら過ごした20代。適当に過ごし、なんとなく結婚して離婚した。なんだったんだろうか。

おそらくは、ほとんど変化なくこのまま死んでいくのだろう。意味もわからず、生きるために時間を無駄にして、なにもかも消費して。

しかし、考え方によっては、どんな偉業を達成した人でも死んだら同じ。後世に残すものがあろうがなかろうが、死んだら同じ。

人は偶然生まれ、悩み、苦しみ、そして死んでいく。そこに意味などない。

もし、この考えが違うとするならば、自分以外の意思があるのだろうか?そう考えないと合点がいかないと思うのだが。

自分の周りには、このての話を真面目にできる存在は居ない。お金を払って聞いてくれる人はいるが。

みんな本当に心の中では何を思って生きているのだろう。ただの幸せボケなのかな。