大人になりきれない大人の日記

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仕事が苦しいわけ

仕事は苦しくて当たり前。間違ってはいないと思う。残念ながら。
その理由は、やりたくもないことを自分に課しているからに他ならない。やりたいことと仕事が一致しているような人、もしくはなんらかの考え方の操作で嫌なものを肯定出来ている人は
そうではないというかもしれないが。
しかし、ほとんどの人はやりたくないことを無理やり納得させ、いや納得すらせずお金のため、もしくは家族のためと割り切って我慢して働いているのが現状ではないだろうか?
仕事とはそういうもんだという諦めがあるからなんとか自分をごまかせているに過ぎない。本当はこんなことやりたいはずがない。その大きな原因は人間関係に尽きるのではないだろうか?上司、部下、多部署との連携、その他必ずなんらかの人間関係の悩みがつきまとう。ひとりでこなす様な仕事にどれだけ憧れることか。
そんな有能なわけでもない凡人は、サラリーマンとして、我慢して時を過ごし、そして死んでいく。
こう書くと本当に身もふたもないわけだが、自分自身には反論の余地がない。事実なのだ。
そして、最大の問題は、働くことが苦しいことではなく、その苦しさをなぜ受け入れて、そして生きて行かねばならないかを誰も理解していないことだ。
これはなぜ生きるのかという問いに対する答えだ。的確に答えを持っている人はどれだけいるのだろう?
宗教的な意味とか、道徳的なことではなく、自分は真理を知りたい。しかし、答えなんかないのだと思う。要は答えのない問いに悩まされながら生き続け死んでいく。
給料とは自分の時間を会社に提供し労働というストレスや負の感情との交換だと思う。
どう考えても、仕事には苦しさしか感じない。