自分で自分を苦しめる

自分は八方美人だ。人から批判されたり、争ったり、何も出来ないやつ、などの烙印を押されるのが怖い。だから他人の考えを先読みし、事なかれ主義という生き方が身についてしまった。怖いのはそれを続けていると、自分が自分で無くなってくる。常に誰かの考えに追従した生き方になってしまう。

自分の考えというものがなくなってしまう。

希望、夢、願望、そういったものが何もない。思いつかないのだ。ただ、心配事や不安ばかりに目がいき、常に身構え、恐怖している自分がいる。そういう生き方をもう数十年と過ごしてきた。そしてこれからもだ。

そりゃ、なんのために生まれてきたのかと問いたくもなる。常に心が疲弊しあらゆるものから逃げている。自分を守るためにやっている事が、実際は自分を傷つけているのだ。

しかし、ここまで刷り込まれた生き方を、今から変えますと意気込んだところでどうにもならない。

頭では分かるが心がそれを許さない。